音楽といきもの
先日ぶらぶらとしているとき、チコが散歩のときに近づきたがってニオイをふんすんふんすんしたがるような植物のミニチュア(テーブルヤシ)をみつけまして、おみやげに買ってきました。写真の横に並べたら、まるで散歩中のようなショットになって、もう2度と増えることのないチコの写真がもういちまい増えたようなうれしい気持ち、だけどやっぱり寂しくてもの悲しい気持ちになりました。うれしそうにおしりをプリプリさせたゴキゲンなチコが、散歩道に生えている植物に寄っていくところ、本当にかわいくてかわいくて大好きでした。
テーブルヤシの花言葉は”あなたを見守る”なんだそうです。
もうすこし家のなかに小さなグリーン増やそうかなっておもってネットをみてたら、こんな記事をみつけました。
観葉植物と音楽の関係
一方の温室にはクラシック音楽専門の番組を流しているラジオを入れ、もう一方には、ロック専門の番組を流しているラジオを入れました。
するとやがて、クラシックを流したほうの植物は、ラジオの方へ向かって伸びていき、そのうち1本はラジオの周りにやさしく抱きついていました。ロックのほうは、ラジオから遠ざかるように伸び、ガラス箱の壁をよじ登ろうと(逃げ出そうと)していました。
ロックの方は、最初ヒョロヒョロと背丈を伸ばしましたが、極端に小さな葉しか出ないか、或いは発育が止まったり、又はキンセンカのように2週間後に全部死滅してしまいました。ところが、クラシックを聴かせたキンセンカは、その頃には花を咲かせていました。奇妙なことに、ロックを聴かせた植物は、異常に多くの水を消費することが分かりました。しかし、根の伸びはまだらで貧弱でした。一方クラシックを聴かせた方は、根も深く・長く伸びて、ロックの方の4倍近くありました。
へー(゚д゚)!そうなんだ・・・。植物にも毎日話しかけるといいんだよくらいのことは知っていましたが、音楽の好みもあったんですね。
ロックの何がこのような結果をもたらすのかという疑問を解消するために、まず強烈な打楽器(スチールドラマ)だけを聴かせる実験を行いました。其の結果、植物は垂直線から10度ほど音源に対し反対方向へ傾きました。つまり、ロックほどではないが、やはり打楽器の音はあまり好きではないことを示しました。
たしかに植物だけじゃなくて、打楽器の音を怖がる動物はおおいかもしれません。以前、ライオンが怖がる音を調べていたという記事で、打楽器の音だったというのを読んだことがありました。
そういえば人間(霊長類)は鼓舞するときによく打楽器使いますよね。それはもう昔昔大昔の時代から様々な部族で太鼓叩くし、ゴリラは自分の胸を叩くし。ほかの動植物からすれば、そういった霊長類がやる気を出したときにだす音って、脅威に感じたのかもしれませんね。
バイオリンなどの弦楽器を聴かせたほうは、音源に向かって15度ほど傾きました。
次に夫人は、オルガンを用いたバッハの『コラール前奏曲』と、インドのシタール音楽を流してみました。バッハの場合、音源のほうに35度も傾き、シタールに至ってはほとんど水平に近いくらい音源に向かって伸びました。 クラシック音楽でも、シェーンベルク、ウェーベルン、ベルクといった20世紀の前衛的な12音階を用いた音楽も聴かせてみましたが、あまり関心がないのか、何も聴かせなかった植物とあまり大差がありませんでした。
シタールすごいな。でも、シタールといえばものすごく心当たりがあるんです。わが家のパウね。仔犬の頃からシニア期に至るまで、たくさんの音楽を共に聴いて暮らしましたが、パウの超お気に入りはいまでも鮮明に覚えています。
Ry Cooder & V. M. Bhatt
シタールとギターで演奏されているアルバムです。パウはこのアルバムが大好きで、ほかの曲やアーチストの作品とは一線を画した反応で心地よさを表現していました。
黒にもチコにもお気に入りの曲、ありました。その曲が流れるたびにそれぞれのたのしげな顔、目を細めた気持ちよさそうな顔、いろんな表情が思い浮かびます。
さてさてうちの姫様はこれからどんな曲をお気に召してくれるのでしょうか。発見するのがたのしみです。
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